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柴田美穂[ピアノ] Miho Shibata, piano■
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東京藝術大学附属音楽高校、同大学音楽学部器楽科を経て同大学院音楽研究科修了。在学中に安宅賞受賞。藝大オーケストラとブラームスのピアノ協奏曲第1番を共演(指揮 佐藤功太郎氏)。皇居内桃華楽堂にて御前演奏。朝日新聞社主催「朝日音楽サロン」、日本ショパン協会例会に出演。第38回ジュネーヴ国際音楽コンクール入選。パリにてペルルミュテール氏に学ぶ。東京及び各地でリサイタル、デュオの夕べ、ピアノトリオの夕べを開催。1991年より東京、広島にて室内楽シリーズを開催。NHK-FMにも度々出演。また、九州交響楽団とプーランクの2台のピアノのための協奏曲(共演 岡本えり、指揮 松尾葉子)、広島アカデミー合奏団とショスタコーヴィチ「ピアノ、トランペットと弦楽合奏のための協奏曲」(共演 山城宏樹、指揮 井上一清各氏)共演、バルトーク「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」はこれまでにピアノの小林 功、岡本えりの各氏、打楽器の吉原すみれ、R.ゼーガース、永野 哲、山口多嘉子、松倉利之、小川裕雅各氏と共演等、ソロ、室内楽と幅広く演奏活動を続けている。中国(成都)、フィリピン(マニラ)でマスタークラスを行う。安川加壽子、高良芳枝、堀江孝子、名取牧子の各氏に師事。エリザベト音楽大学名誉教授。日本演奏連盟、日本フォーレ協会会員。
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井上二葉[ピアノ] Futaba Inoué, piano■
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シドニー生まれ。4歳のときベルリンにて遠山つや氏のもとピアノを始め、9歳でブダペストのリスト・フェレンツ音楽専門学校(現・リスト音楽院)のガール・モルギット教授に師事。1940年に帰国後は、ピアノを黒沢愛子、豊増昇、和声学を齋藤秀雄の各氏に習う。東京音楽学校(現・東京藝術大学)で、安川加壽子氏に師事。1953年にピアニストデビュー。1957 年にパリでラザール・レヴィ、1967年にヴラド・ペルルミュテールの各氏に師事。1974年にフォーレ歿後50年を記念して、日本人として初めて全ピアノ曲連続演奏会(4回)を開催し、その成果に対し、第5回福山賞を受賞。他の演奏家との共演も多く、世界的な名手を含めその数は200人を越える。エリザベト音楽大学名誉教授。日本演奏連盟、日仏音楽協会会員、日本フォーレ協会顧問。
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林 裕美子[ソプラノ]Yumiko Hayashi, soprano■
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武蔵野音楽大学声楽学科卒業後渡仏。パリ・エコール・ノルマル音楽院演奏家課程を首席にて修了。カトリック大学宗教音楽研究所にてグレゴリオ聖歌を学ぶ。帰国後、東京でのリサイタルをスタートとしてNHK-FM「午後のリサイタル」、「メサイア」、「第9」、バッハのオラトリオ等のソリストとして各地で客演の他、H.ピュイグ=ロジェ、イェルク・デームス氏とのデュオコンサートや井上二葉女史とのフランス歌曲のレクチャーコンサート等で活躍。CD「聖母マリアの讃歌」「日本歌曲全集1,2,3,5,7集」、「E.J.ダルクローズ ロマンド地方の民謡」(ピアノ:柴田美穂)、翻訳「フランスのクリスマスの歌」。元エリザベト音楽大学教授、元武庫川女子大学非常勤講師。日本フォーレ協会、日本シューベルト協会、神戸波の会会員。
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下岡輝永 [朗読・テノール]Terunaga Shimooka, tenor■
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広島市出身。広島県立広島観音高等学校卒業。エリザベト音楽大学卒業。愛知県立芸術大学大学院音楽研究科声楽専攻修了。パリ・エコール・ノルマル音楽院を審査員満場一致、及び審査員賛辞を得てディプロマ取得。これまでに林裕美子、益田遥、藤崎育之、品川喜久子、エディット・セリグ、フランシス・デュジアックの各先生に師事。
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