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北川曉子 (ピアノ)
©︎中村梧郎
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東京生まれ。丸山淑子氏、のちL.コハンスキー教授に、大学時代は作曲家の安部幸明氏に理論・和声を師事。1964年イイノホールにて第1回リサイタル開催。1967年武蔵野音楽大学卒業。ウィーン音楽アカデミー入学、R.ハウザー教授に師事。1969年ブゾーニ国際コンクール第3位。ウィーン音楽アカデミーを全教授一致の最優秀で卒業。ベーゼンドルファー・コンクール優勝。1970年ミュンヘン国際コンクール第2位(1位なし)。帰国。以後、毎年リサイタルを開催。
1984年演奏活動20周年記念として、ベートーヴェン:ピアノソナタ全32曲の10日間(7夜)連続演奏会を開催。1989年千本博愛(チェロ)、北川靖子(ヴァイオリン)との「セルヴェ・トリオ」を結成、以後演奏会は11回に及ぶ。北川靖子との「ヴァイオリンソナタの夕べ」や平野義子との「ピアノデュオの夕べ」など、アンサンブルの分野でも活動。1994年演奏活動30周年記念としてコンツェルト、リサイタル、室内楽による「ブラームスの夕べ」を5夜にわたり開催。2004年演奏活動40周年記念としてベートーヴェン連続演奏会(ピアノソナタ全32曲、ピアノ協奏曲第4番、第5番)を1年間(10夜)にわたり開催。2011年12月~2012年6月東京藝術大学退任記念としてベートーヴェン:ピアノソナタ全曲演奏会を開催。デビュー以来、ウィーン、香港、ノルダーシュテット、ハンブルク、デュッセルドルフ、上海、ワルシャワ他でのオーケストラとの協演やリサイタルなど、世界各地で演奏している。
これまでに、CDアルバム『シューベルト:ソナタ 変ロ長調
D.960/幻想曲「さすらい人」D.760』『ブラームス:ソナタ
第3番 Op.5/ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ
Op.24』『シューマン:幻想曲 Op.17/幻想小曲集
Op.12』『原博:24のプレリュードとフーガ(2枚組)』『ショパン:練習曲集
Op.10,
Op.25』をリリース。2019年「平成30年度下總皖一音楽賞」音楽文化発信部門受賞、11月14日「県民の日コンサート」(埼玉会館大ホール)に出演。2022年11月富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ開館20周年記念にてリサイタル。
東京藝術大学音楽学部名誉教授。公益財団法人日本ピアノ教育連盟副会長を経て、現在相談役、また、日本音楽舞踊会議理事長。PIARAピアノコンクール審査委員長、彩の国・埼玉ピアノコンクール審査副委員長、国際アマチュアピアノコンクール審査委員長。
(2024年1月)
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