「武蔵野音楽大学ピアノ研究会」は、1959年に「ピアノ新人会」として、武蔵野音楽大学において故レオニード・コハンスキー教授の薫陶を受け母校に奉職した数名のピアニストにより、お互いが切磋琢磨して音楽芸術の一層の研鑽を目指す目的で、結成・発足された。その後、同大学及び専攻科・大学院修了者のうち、主に母校に奉職したものを逐次新会員として迎え、現在約100名の会員が在籍している。「常に新人の時の心構えを忘れずに、いつまでも清新な情熱を燃やして音楽の道を歩み続けたい」という、発足時の会の名称にこめられた趣意に則り、内外の著名な諸教授を迎えた研究会と、会員による「ジョイントリサイタル」及び「室内楽の夕べ」を毎年開催している。また、記念演奏会としてこれまで6回の「ピアノ協奏曲の夕べ」を開催している。2023年より会の名称を現在のものに変更し、会員一同未来に向けての決意を新たに更なる会の発展を目指していく。現在、会長を福井直昭が務めている。
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