武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。
2003年10月よりイタリア・ローマのサンタ・チェチーリア音楽院に留学。同音楽院及びビエンニョ特修コースの卒業試験に於いて最高得点を修め、首席で卒業。留学中多くの国際コンクール第1位入賞を果たしているが、2011年フランス・ボルドーでのメリニャック国際コンクールで第1位を受賞したのを皮切りにヨーロッパに於ける演奏活動の場を広げた。ピアノ・ソリストとしてナポリのエヴァンジェリカ教会、ティボリのエステ荘など、イタリア・フランスを中心に音楽祭に招かれての演奏活動を展開し好評を博した一方で、アブルッツォ交響楽団及びサンタ・チェチーリア学生オーケストラとベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を、またカンパーニャ交響楽団とリストのピアノ協奏曲第1番などの共演を果たしている。世界的ピアニストであった故アルド・チッコリーニのマスタークラスでは「比類なき音楽性と卓越した技巧を持った素晴らしい素質の持ち主であり、今後ピアニストとして大きな実績を残すだろう」と評される。
これまでに坂井玲子、永岡信幸、M.モウケ、B.フォシェ、A.ナセトキン、L.ナウモフ、G.ムニエ、B.ベルマン、F.ニコロージ、B.リグット、A.チッコリーニ、K.ゲキチの各氏に師事。
現在、武蔵野音楽大学、同附属音楽教室非常勤講師。
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