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Yoshio Unno
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1936年 | 東京に生まれる。幼少の頃父にヴァイオリンの手ほどきを受ける。 |
1958年 | 東京芸術大学卒業。 |
1958年12月 | W.ロイブナー指揮のNHK交響楽団とチャイコフスキーの協奏曲で注目を浴びる。 |
1959年 | 弱冠23歳でNHK交響楽団のコンサートマスターに抜擢される。 |
1963年 | ヨーロッパに渡り、スイスで世界的ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・シゲッティ氏に認められ師事する。 |
1967年 | ウィーン楽友協会大ホール(ムズィークフェライン)でヨーロッパ楽壇にデビュー。ウィーン5大新聞がこぞって絶賛し、大きな成功を収めた。 そして、同年ハンブルクの「ドイツ・グラモフォン・レコード」でメンデルスゾーンとチャイコフスキーの協奏曲をレコーディングし、日本人初の海外レコード録音として空前のベストセラーとなった。 |
1970年 | チェコの「プラハの春」国際フェスティヴァルに招かれ、協奏曲やリサイタルで賞賛さ れ、国際的ヴァイオリニストとして、その評価を高めていった。 同年、世界の特選レコードとして有名なコロムビア・マスターワークス盤で「Yoshio Unno U.S.デビュー」がアメリカとヨーロッパで発売され、各国の注目を集めた。 |
1991年 | 室内オーケストラ「海野義雄東京ヴィルトゥオーゾ」設立、ソリスト兼Artistic Director をつとめ好評を博す。 |
2000年4月 | N響とベートーヴェン、ブラームスの共演で「演奏活動40周年記念公演」をサントリー ホールで開催。各地でソロ活動を繰り広げる。 |
2003年10月 | サントリーホール17周年記念ガラ・コンサート出演。 (コンサートマスターズ・NHK交響楽団編) |
2007年10月 | 26年ぶり、伝説のトリオ開催。 海野義雄、堤剛、中村紘子(サントリーホール 他) NHKテレビで放映。 |
演奏活動は日本はもとより、世界28ヶ国90都市におよび、協奏曲では E.スヴェトラーノフ指揮・ロンドン交響楽団をはじめ、ベルリン交響楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団、バンベルク交響楽団、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、モスクワ国立交響楽団、モスクワ放送交響楽団、プラハ放送交響楽団、ハンガリー国立交響楽団、ブタペスト・フィルハーモニー管弦楽団、イタリア国立放送交響楽団、ベルギー国立管楽団、ハーグ王立フィルハーモニー管弦楽団などを含めて、40以上の世界各地一流のオーケストラのソリストに迎えられている。また一方、国内ではW.サヴァリッシュ指揮・NHK交響楽団と共演する傍ら、多彩なプログラムによる数々のリサイタルを開催。 | |
現在、「海野義雄東京ヴィルトゥオーゾ」芸術監督、桐朋学園大学音楽学部特任教授、東京音楽大学及び同大学院客員教授、NHK・毎日新聞社主催「日本音楽コンクール」楽壇委員、「出光音楽賞」選考委員、社団法人日本演奏連盟常任理事。 2011年3月まで東京音楽大学学長をつとめる。 |